会社を利用してプロフェッショナルになる Excellent System of Human Resources Development (光文社ペーパーバックス)


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会社を利用してプロフェッショナルになる Excellent System of Human Resources Development (光文社ペーパーバックス)
会社を利用してプロフェッショナルになる Excellent System of Human Resources Development (光文社ペーパーバックス)
ジャンル:本
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大手、安定、高給といった基準で会社を選ぶな！

　タイトルを見ただけで購入した。読みながら、
どこかで見た内容だと思っていたが、やはり
2006年から2007年にかけて、著者が「プレジデント」誌に
寄稿していたものを加筆、修正したものであった。


　本書は、グローバリゼーションが進み、
既存の年功序列・終身雇用といった社会システムが崩壊した現在において、
新たな会社の選び方についての指針を与える書である。


著者は、会社を選ぶ基準として、大手・安定性・高給といった基準は
もはや何の意味もなく、個人をプロフェッショナルにしてくれる
会社かどうかが大切であると喝破する。

著者のいうプロフェッショナルとは、

（1）特定の分野において、他者の追随を許さないほどの
知識･経験･スキルを持ち、その分野の未知の領域を探求し続けることに
寝食を忘れて没頭できる知力・体力・気力を備えた人

（2）常に経営という高い視点から組織全体の動きを把握し、
企画を立てた段階でリスク計算をして、あらゆる角度から仮説を検証し、
いざ実行となると自ら先頭に立って積極的に
チャレンジできる意欲と能力を兼ね備えた人材　

と定義されている。

　後半では、様々なプロフェッショナル養成企業の
人材教育システムに焦点を当てることにより、
どのようにそのシステムを利用して、
プロフェッショナルを目指す必要があるかを説く。


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